降雨量ってやっぱ増えてるんすよね。
条件として河川の流量が必要な設計してるんですが、同じ30年確立だとしても河川の流量は数年前の流量よりも増えてるんすよ〜。
で、今現在遂行中の業務とは直接は関係ないんだけども、自分の住んでる熊本の降雨量ってどんなんかなぁ〜っとあらためて調べてみた。
熊本は1890年(明治23年)の途中からの雨量データがありますな。ふむ。
年間統計を見るとして、まだ途中の2012年はとりあえず外しときましょうか。
1891~2011までのデータをグラフ化してみましょう。
まずは年間降雨量の変化。
明治時代から比べりゃやっぱり増えてる傾向ですかね〜。
感覚的にはもっと増えてるような気もするんですけど、年間降雨量としては1980年頃からはあまり変わってない?
次は、1日当りの年間最大降水量(mm/day)。1年間の中で降水量が多い日の雨量。
やはり傾向としては増えてますなぁ〜・・・。
これも80年代からはあまり変わってないか、ほぼ横ばいって感じでしょうか?
次は、1時間当りの最大降水量。土木設計でよく使う降雨強度(mm/h)ですね。
やっぱりこれも。
大雑把な話として、1900年頃は約30mm/hで今は約60mm/hと2倍近い。2倍は極端かもしれないけど。
次は、10分当りの最大降水量(mm/10min)。短時間にザザーーっと降る雨ですね。
1937年からのデータしかありませんが、やっぱり降雨強度は高くなってる傾向かな?
次は降雨日数で見てみましょうか。
0mm以上の雨が降った日数、やっぱ増加しとりますね。
1900年頃が約190日/年なのに、今は約210日/年ってとこ?100年で20日増えてますねぇ〜
次は大雨。100mm以上の雨が降った日数。
増加傾向ですねぇ〜。。。
ちなみに、2012年は9/8時点で5日も降ってる。台風来ませんように〜!
災害はもう勘弁です。
さぁて、次は年間日照時間。
これだけ多項式近似で線を書きましたが、日照時間減ってるんだなぁ〜
雨が降った日数が増えれば日照時間はそりゃ減りますよね。
で・・・
我が生業は土木設計。雨とは切っても切れない関係なんですよ〜。
その辺は長くなりそうなのでまたの機会に。。。